Googleチルドレン

もともとは飲食店をやっていた自分がヒマに任せてオープンソースNucleusやosCommerseをいじり始めたのは3年も前じゃなかった

初心者向けの言語、PHPがおもしろくなって、いろいろ試してみたり知り合いのサイトを作った。
わからないことはGoogle先生が教えてくれた。


そのうち知り合いのECサイトがうまいことあたって(いわゆるフリーライドで)結構なお金をもらえたりして、多少のトライ&エラーを繰り返しながらいつしか飲食店よりもWebのほうが楽しくなって、地元のWeb開発会社に拾ってもらった。
北九州という田舎にもかかわらず技術力が高い会社でたくさんのことを吸収させてもらった。
はてなLiveDoor Readerを使い始め、PlaggerをためしてPerlかっこいいとか思いながらやれなかったことがどんどんできるようになっていく疾走感がたまらなくて飲食店はやめることにした。
(子供ができて結婚したことのも両立できなかった理由のひとつ)


個人でWebサービスをつくったりしながらも、なんとなく(全裸で経済的な意味を含めて)限界を感じだしていたころ、偶然にも福岡で PHP in Fukuoka がたちあがり、コミュニティに参加させてもらった。

いろんな人たちと話していろんな刺激を受けたおかげでmashup awardもらったりして、また疾走感を感じるようになっていたときに前からWeb企業の中でもかなり面白いと思っていた会社の人と知り合った。
何度か話をさせてもらって、結局その会社で働けることになって、半年たつかどうかくらいの今日の飲み会でなんかやっぱりインターネットすごいと思った。

でも自分の中での高速道路の渋滞を突破させてくれたものは「いろんな人との出会い」で、ちょうどレコードからCDに移り変わる時に誰かが行っていた「なくなってしまったなにか」みたいなGoogle先生もまだ知らないことだった。

そのなんだか漠然としたものはノイズといわれる無駄な部分の中にあって、それがtwitterがみんなをひきつけるんじゃないだろうかとか思ったりしつつ、セマンティックみたいなのがWeb3.0じゃなくて一見無駄そうにみえることを見る方が面白そうだなぁ。みつを